こんにちは、Ryogoパパです!
今回は私が実際に育休を取得する際に
会社の上司へ相談をした実際のやりとりについて記事にしたいと思います。
男性育休の取得状況
■令和5年度の男性育休取得率は30.1%※令和4年は17.1%
■若年層の92.4%が育休制度があることを認知している。
■若年層の87.7%が育休を取得したいと回答。(男性84.3%。女性91.4%)
■男性の育休取得希望期間は25.3%が1-3か月を選択。29.2%は半年以上を希望。
■男性の育休取得期間は約4割が2週間未満、6か月以上が約6%。
■男女とも、若年層の9割近く(88.6%)が
配偶者にも育休を取得して欲しいと思っている。
【参照資料】
令和5年度育児休業取得率の調査結果公表、
改正育児・介護休業法等の概要について(記者発表会資料)
育休取得者の中で約4割が2週間未満と取得期間の短さが課題ですね。
上司相談と実際のやりとり
幸いなことに私の会社は男性育休取得者が比較的多く
1年取得されている方も全社で何人か過去にいましたので
育休を取りづらい会社では全くありませんでしたが
やはり上司に育休を取りたい旨を伝えたときは緊張したのを覚えています。
というのも営業の課長職に就いており、部下も6~7名ほどいました。
いわゆる「プレイングマネージャー」でしたので、私も顧客を担当しており
実務の量もそれなり多かったため、1プレイヤーが抜けるのとは状況が異なったためです。
やりとりの内容
覚えている範囲ですが、下記が上司とのやりとりです。
育休を取得させていただきたいのです。
数日後、、
部下も引き継いだ後に聞きたいこともあるだろうし、連絡がとれるような状態にしてくれるとみんな助かると思うんだが
数日後、、
今回第一子ということもあり、何もかも初めてなので
中途半端な形は避け、育児に専念したいため、お断りをさせてください。
不明点が生じないように細かな引継ぎ書を作成しますので。
それで、いつから取るんだい?
出産に立ち会いたい気持ちが強いため、その前に有給を取得する予定です。
以上が、上司とのやりとりになります。
臨時勤務の存在について私自身知りませんでした。
厚生労働省の資料が見つかりましたので、参考までにリンクを貼っておきます。
(参考:000706037.pdf)
やはり、臨時勤務となると会社の携帯やPCが当たり前ですが家にあるわけで
1日2~3時間といえど、業務終了後も仕事のことが頭の中に残り
育児に専念できない中途半端な状態になってしまうと考えました。
働くなら働いてしっかり給与をもらう。
育休なら育休で、今しかできないことに集中して全力で育児を頑張る。
シンプルにこういった考えが最初からありました。
意識したこと
育休取得はたしかに「働く人の権利」ではありますが、
取得するまでの立ち回りや事前の準備、丁寧な説明が必要になります。
退職をするわけではないので、すぐに人員補充というよりは
今いるメンバーでカバーしていく対応が一般的かと思います。
自分が本来やるべき仕事を他の誰かがカバーしてくれているという意識をもったうえで
下記のようなことが大事と考えています。
- もしかすると育休をとるかもしれないという段階で一言上司に相談しておく
- なぜ育休を取得したいのか、なぜその期間必要なのかを丁寧に説明する
- 謙虚に、感謝の気持ちをもって、それをしっかり表現しながら育休前まで全力で働く
まとめ
男性育休の認知が年々着実に広がり、取得率が30%を超えてきましたが
まだまだ取るだけ育休が多く、取得期間も短いことが課題のように思います。
私自身どんなに短くても3か月は必要だと実体験から感じています。
(夫婦の2名体制で育児、家事をしていても生後3か月まではかなり体力的にハードでした)
男性育休の取りにくさ、出世の問題、お金の問題
そもそも男性育休は不要とするご夫婦の考えなど、様々あろうかと思いますが
もし取得ができるのであれば、「しっかり期間をとって、
その期間全力で育児に家事に向き合うと割り切る」のも一つの考えだと私は思います。
後から振り返って、もっと子供との時間を大切にしておけばよかったと後悔しないためにも
一度時間をとって、この男性育休に対して考えてみることおススメします。
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