手作り離乳食VSベビーフードはどちらが安い?比較してみた

今回は、手作り離乳食とベビーフードでどちらが安いか比較をしてみたので、紹介します。

生後5,6か月頃から離乳食が始まりますが、ただでさえ毎日忙しい育児の中で、
離乳食作り+離乳食を食べる時間が加わると、あっという間に時間が過ぎていきますよね。
さらに、2回食、3回食と食事の回数が増えると、確実に時間が溶けていきます。

我が家でも「うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」をベースに離乳食を手作りしているのですが、
カボチャや豆乳、さつまいもなど、離乳食用に買っては残った食材を冷蔵庫で腐らせてしまったこともしばしば・・・
離乳食で使う量はほんのわずかな量でも、そんな少ない量では売られていないので、
離乳食用の食品を買い集めると、結構なお値段してしまうんですよね。
また、最近ではキャベツの高騰も話題になりましたが、必要な材料にキャベツがあるのを見つけた時は悲鳴が出そうでした(笑)

Ryogoパパ

1パック500円の鯛の刺身を残した時は号泣でした・・(笑)

目次

生後5か月の離乳食費用(1回食)

離乳食開始直後の時期、ブレンダーなどですりつぶす作業が必要です。
また、食べてもまだ少量のため、食材の種類は多いのに買っても使う部分はごくわずか、ということになりがちです。

手作り離乳食

うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」の生後5か月2週目の材料の値段を算出しました。
材料費はイオンのネットスーパーを参考にしています。
また、野菜の一部を使う場合など離乳食分の算出が難しいものは、概算になるためご容赦ください。

結果は、米を除いた材料を揃えるための買い出しの費用が690円、離乳食材料費は177円でした。

材料名必要な量定価(税込み)(円)単位離乳食用(円)
50g41045kg37
にんじん1/5本2683本18
かぼちゃ(冷凍無いため生)2片(70g)144350g29
りんご1/3個(80g)2781個93
合計4,794177
合計(米除く)690139
Ryogoパパ

まだまだ食べる量も少ないので少額ですね!

ベビーフード(コープ)

次に、コープを使った場合を計算してみます。
周囲でも、離乳食初期にコープを使っていた、という声は多かったです。

商品名必要な量定価(税込み)(円)単位離乳食用(円)
国産米をふっくら炊いた白かゆ7個32115個150
北海道のうらごしにんじん30g376310g36
北海道のうらごしかぼちゃ70g376280g94
合計1073280
合計(米除く)752130

結果は、購入費用が1,073円(おかゆ含む)、そのうち1週間分の離乳食に使うのが280円でした。

Ryogoパパ

意外と手作りとベビーフードで変わらないですね!

生後8か月の離乳食費用(2回食)

手作り離乳食

うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」の生後8か月1週間分の材料の値段を算出しました。
条件は生後5か月と同じです。

結果は、材料を揃えるための買い出しの費用が3,452円(米除く)、離乳食材料費は1,125円でした

材料名必要な量定価(税込み)(円)単位離乳食用(円)
1と1/4合41045kg156
鶏ひき肉40g518500g41
しらす干し25g32224g×2袋161
キャベツ1枚1921/2個19
玉ねぎ1個2144個53
冷凍カボチャ(冷凍ないため生)2片(75g)144350g31
にんじん1と1/4本2683本111
ブロッコリー2房3001個60
じゃがいも3/4個731個55
ほうれん草2と1/2株107少量107
トマトペースト大さじ1と小さじ11381缶14
ヨーグルト小さじ2160400g8
昆布3cm32245g32
昆布またはかつおだしパック1袋26814袋19
豆乳80ml95200ml38
お好みの果物(バナナ)1房2141房214
きな粉適量1171袋6
合計7,5561,1251,125
合計(米除く)3,452970970
Ryogoパパ

買い出しのお会計の体感と一致していました!

実際に離乳食に使うのは1,000円でも、本に書いてある通りに材料を買うと、約3,500円となかなか良いお値段になります。
残った食材を親の食事として計画的に使い切ることができれば良いのですが、
微妙に残ってしまったり、後で使おうと思っているうちに腐ってしまったりなど、あるあるですよね・・

また、旬の食材であれば安く購入することができますが、
アレルギーチェックのために季節外れの野菜やたまたま品切れで有機野菜しか売っていない時にあたってしまうと、
普段では絶対に買わないであろう価格で買うことになってしまいます、、

Ryogoパパ

普段198円のものが倍の値段になっていたりするとついつい買うのを躊躇してしまいますよね、、

ベビーフード(和光堂)

では、次にベビーフードの費用を見ていきましょう。
2回食を完食する前提で計算します。

コープは離乳食初期には便利なようなのですが、離乳食中期・後期になるとバリエーションが少なくなるそうで、
よく名前が出てくる和光堂の価格を参考にしました。

※オープン価格のためイオンのネットスーパーを参考

【7ヶ月頃~】和光堂 具たっぷりグーグーキッチン
https://www.wakodo.co.jp/product/special/babyfood/babyfood/googoo/ser_googoo.html

■1食につき1袋の場合
151円×1袋×2回×7日=2,114円

■1食につき2袋の場合
151円×2袋×2回×7日=4,228円

Ryogoパパ

わお、なかなか良いお値段しちゃいますね!

割引等を利用すればもう少し安価になるかもしれませんが、それでも1回1袋で約2000円くらいが妥当でしょうか。
周りでベビーフードにおかゆやヨーグルトを足している、という話を聞いたことがありますが、
確かに2袋分をベビーフードにしてしまうと、なかなか金銭的にも厳しいかもしれません。。

手作りVSベビーフード軍配は?

結果は以下となりました。

■離乳食初期(1回食):手作りとベビーフードで大差なし
■離乳食中期(2回食):手作りの方がベビーフードよりも安い

離乳食初期では、手作りの場合、少量をブレンダーですりつぶしたり裏ごししたりする必要があり、
出来上がりの量に対して手間がかかっている印象を受けます。

また、出来上がったものを大人のご飯に転用することも難しいため、
離乳食のためだけに作る時間を割かなければいけないというデメリットがあります。
コープは割高、という勝手な印象を持っていましたが、手作りと大差がないのであれば、
積極的に活用していくのも手かと感じました。

一方、離乳食中期では、一切手を加えずにベビーフードのみで過ごそうとすると、
かなり費用がかかってしまう可能性があります。
この時期には、子供によって食べる量が異なるため、一概には言えませんが、
和光堂の1袋分で足りない場合だとひと月で約2万円もかかってしまうので、
なかなか現実的ではない気がします。。

以上を踏まえて、手作りとベビーフードをうまく併用していくのが良いと感じました。

赤ちゃんの食事について我が家の方針

■今まで
我が家では、夫婦育休中で時間に余裕があるため、
パパ:食事担当、ママ:離乳食担当で役割分担をしています。

離乳食について全く知識がなかったため、とりあえず手作りでやってみて、大変だったらベビーフードを使おう、という方針だったのですが、生後9か月になった現在まで特に変更はなく手作りで過ごしてきました。
生後6か月で長期の旅行に行きましたが、その時はまだ1回食だったため、ミルクのみで過ごしました。

■今後
長期の旅行を控えており、ベビーフードデビューする予定です。
離乳食を食べる量が増え、手作りに要する時間も開始当初よりも長くなってきているため、
うまくベビーフードを併用しながらやっていきたいと思います。

ただ、息子の場合はめちゃくちゃ食欲旺盛で毎回完食なので作り甲斐があるとのことだったのと、
和光堂のベビーフードを2袋も食べられたら破産するのでできる限り手作りを頑張ろうと思います(笑)

Ryogoパパ

今回ベビーフードの費用を計算したことで、妻曰く大変になってきていたけど作るモチベーションが上がったそうです笑

■もしもう一度離乳食を始めるなら
なんとなくコープは割高、と思ってしまっていたのですが、初期のかぼちゃなどはいつも冷蔵庫に余らせてしまっていたので、コープに頼るのもありだと思いました。

もし2人目を授かることができた場合には、離乳食にかけられる時間は確実に減ると思いますので、
離乳食初期は積極的にベビーフードを活用していきたいです。

Ryogoパパ

周りでも最初は自分で作らなきゃと思っていたけれどもっと早く使えば良かった!という声が多かったです

以上、今回もまたまたマニアックな検証になってしまいましたが、読み物として楽しんでいただけたら嬉しいです。

まとめ

  • 離乳食初期は手作りとベビーフードの値段はほぼ変わらない
  • 離乳食中期以降はベビーフードの方が高い
  • 手作りとベビーフードを併用して快適な生活を送ろう
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