今回は、2人目不妊治療に向けて妻が医療保険に入った話をします。
1人目の不妊治療の際は、私は加入していた医療保険で精索静脈瘤の手術で保険金を請求できたのですが、
妻は10年以上前に入った保険であったため、不妊治療が適用外でした。
そのため、2人目の不妊治療&出産等を見据えて、医療保険に新たに加入することにしました。
・不妊治療をするにあたって医療保険に加入したい
・2人目治療で加入できる保険を探している
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
医療保険に入っていると、金銭面で安心して治療が受けられるので、ぜひ参考にしてください!
1人目の不妊治療にかかった金額と保険金の請求
一人目の不妊治療にかかった自己負担額は「727,685円」でした。
上記の治療を受ける中で、私は精索静脈瘤の手術で給付金10万円を受け取ることができました。




一方、妻の方は医療保険に入っていたものの、加入したのが10年以上前であったこともあり、
対象となる手術が88種のもので不妊治療が適用外でした。
不妊治療を開始する際に、先生の方から「医療保険に入っていると不妊治療で手術給付金が支払われる場合があります」と教えていただいていました。
が、当時は顕微授精を3回もするほど長引くとは全く想定していなかったので、あまり深く考えていませんでした。
しかし実際に人工授精、顕微授精と進んでいった際に、一縷の望みをかけて保険会社に確認をしたところ、
「対象外」と言われてしまってさらに精神的なダメージを受けたのを覚えています。
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
保険は若い時期に入った方がお得、と思っていたのですが、古い契約で損をすることもあるのですね、、
今回新たに保険に入った理由
不妊治療に備えたい
不妊治療にかかる費用自体は、健康保険の付加給付で月額の支払いが上限2万円に設定されていることもあり、実はそこまで負担にはなっていませんでした。
単純に不妊治療の期間のみのために加入するとするならば(このような保険の加入方法の是非は別として)、
不妊治療がスムーズに進んで手術回数が少なければ、トータルでの収支は保険に入らない方がプラスかもしれません。
実際、1回目の治療の時は、上記の考えもあり保険の検討を真剣に行いませんでした。
しかし、体外(顕微)受精を始めてから、妊娠判定で陰性の結果が出る心のダメージは大きく、せめて陰性になってもお金がもらえれば、その分はプラスに捉えることができるし(陰性だったけどお金がもらえた)、
お金をリフレッシュにあてることができるのにな、と考えたりしました。
加えて、純粋な治療費以外の鍼治療やサプリ代がかかったので、その費用に充てたいとも思いました。
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
最近では十分な現金があれば保険は不要と言われることも多いですが、実際に治療を体験してみて、マイナスなこともあったけどその分お金がもらえた!という状況は精神的な支えになると感じました
自分で請求できる+対象範囲1000種保険に加入したい
妻が加入している医療保険は、契約者が妻の父になっていました。
長期の入院など深刻な状況であれば家族への共有はやむを得ないかと思いますが、たとえば今回の不妊治療や流産などオープンにしなくても良いことは自分で請求できる状況にしたいと考えました。
実際に、胚移植2回目で流産となってしまった際に、自然流産で手術をしなかったため保険金請求はできなかったのですが、もしできたとしても家族に共有することが憚られて請求をしていなかったかもしれません。
また、不妊治療が適用かを調べるまでは対象範囲の手術に88種と1000種がある、ということ自体を知りませんでした。
保険適用になっていても88種では請求できないものがある(逆に88種でカバーできて1000種では対象外になるものもあり)ことを知り、保険適用=給付金対象となっていた方がわかりやすいと感じました。
もともと入っていた保険
知人の紹介で妻の父が契約者となり、入っている保険です。
(この保険は付き合いの関係で加入しているものであるため、今後も特に変更しない予定です。)
■引受保険会社:メットライフ生命保険株式会社
■保険プラン:新終身医療保険+終身ガン治療保険ガードエックス
■保障内容:
「疾病入院給付金」 15,000円/日
「災害入院給付金」 15,000円/日
「手術給付金」 300,000円/回
「先進医療給付金」 先進医療にかかる技術料と同額
「先進医療一時金」 50,000/回
「がん診断医療給付金」 1,500,000円
「がん入院給付金」 5,000円/日
「がん長期入院給付金」 10,000円/日
■保険期間:終身
■払込期間:60歳まで
■毎月の保険料:10,178円
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
毎月1万円超の保険料を支払っているのに対象にならなかったのは残念です、、
新たに加入した医療保険
新たになないろ生命の「なないろメディカル礎」に加入しました。
HP上から自分でアレンジをして以下のプランで申し込みをしました。
■引受保険会社:なないろ生命保険株式会社
■保険プラン:なないろメディカル礎
■保障内容:
「疾病入院給付金」 10,000円/日
「手術給付金」 50,000円/回 (手術2型)
「3大疾病入院延長特則」 適用しない
「8大疾病入院延長特則」 適用しない
「特定疾病払い込み免除特則」 適用しない
■オプション:
先進医療・患者申出療養特約 付加する
■保険期間:終身
■払込期間:終身
■毎月の保険料:2,445円
パパの保険についてはこちらをご参考ください。


HPからの申し込み
保険の申し込みにあたっては、保険の窓口に行って相談する、ネットで申し込むなどいくつか方法があります。
ネット上では、ほけんの窓口で不妊治療用に入る保険を探していると伝えると、入れる保険がないと言われてしまったケースもあったようです。
妻は過去に治療歴もあったころから選択肢がなないろ生命一本に絞られていたため、HPから直接申し込みました。
過去にポイントサイトから保険の見直しの相談をした際に、生命保険の他に医療保険を探していると伝えたのですが、後で確認してメールで紹介すると言われたまま放置されてしまったことがありました(笑)
保険会社
1回目の不妊治療の既往があったため、不妊治療をしていても入りやすい保険をSNSで探しました。
なないろ生命の他に、メットライフ生命も挙がっていたのですが、メットライフ生命は既に加入していたので
なないろ生命を選びました。
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
不妊治療に手厚い保険でメットライフ生命が挙がっていてなんだか2度悔しかったです、、笑
保険プラン
なないろメディカル礎と、女性の疾患に手厚いなないろメディカル礎プラスがありますが、
女性特有の疾患の方は既に加入しているメットライフ生命の保険の方でカバーできそうだったため、
なないろメディカル礎を選びました。
保障内容
手術給付金は、入院給付金の5倍の金額となります。
そのため、入院給付金を最大金額の10,000円にしました。
また、手術給付金は手術1型(入院中の手術に対して給付倍率が手厚い)と手術2型がありますが、
こちらの保険には日帰りでできるライトな手術の給付を期待しているため手術2型を選択しました。
その他の特則は適用しませんでした。
オプション
入院一時金特約やがん治療特約などがありますが、
入院やがん治療についてはメットライフ生命の方で保障されるため、こちらでは特約なしにしました。
通っている不妊治療クリニックではタイムラプスなどの先進医療は対応しておらず、
1人目の時は先進医療を使わなかったのですが、不妊治療が難航し転院で先進医療を受ける可能性も考慮し、念のため先進医療特約のみ申し込みました。
先進医療についてはメットライフ生命の保険でも対象ではあるのですが、その場合、家族に共有が必要になるため、請求はこちらでしたいと思います。
保険期間/払込期間
払込期間を短くすると月々の支払保険料が多くなります。
そのため払込期間は終身を選択しました。
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
申し込み時にプランを迷われた場合は参考にしてください!
告知と不担保について
過去に不妊治療の通院歴や手術歴がある場合、保険に入れなかったり、
入れたとしても部分不担保(不妊治療には保険金が支払われない)になったりすることが多いそうです。
今回、なないろメディカル礎に加入するにあたっては、卵管造影検査、人工授精、体外(受精)等の検査・手術について正直に告知しましたが、無事不担保なしで加入することができました。
最後の胚移植から1年経過していた(最後が2023年9月の移植で申し込みが2025年2月)からかもしれません。
近年不妊治療のために医療保険に加入する人が増えているようで、年々給付金の支給要件も厳しくなってきているようです。
加入後に一律で規約が変更されてしまうこともあるようなので、
不妊治療メインではなく、総合的に考えて医療保険への加入が必要かを検討する必要があります。
2人目不妊治療の再開予定と給付金の使い道
1人目の時に悔やんだ医療保険に無事加入できたため、安心して2人治療に臨むことができそうです。
現在、育休中にやりたいことリストを順番に挑戦しているところで、
3月末に念願のクルーズ船に乗船予定のため、その旅行が終わり次第2人目治療開始を予定しています。
給付金が支給された場合は、鍼治療や旅行代などに充てたいと考えています。
不妊治療がうまくいかない時にチャレンジしたことを以下にまとめているので、こちらも参考にしていただけたら嬉しいです。


・不妊治療中は医療保険に入っていると金銭的にも安心
・手術給付金は対象88種だと不妊治療で支払われないので注意
・不妊治療だけでなく総合的に必要な保障を検討しよう
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg)
unnamed-e1730870308322-150x150.jpg?resize=80%2C80&ssl=1)
実際に支払われた金額などは追って公開します!
コメント