妻がペーパードライバー講習を受けて運転できるようになった話

今回は、妻がペーパードライバー講習を受けて運転できるようになった話について紹介します。

子供が生まれたことで、車が必要か迷われている方も多いのではないでしょうか。
特に、首都圏など公共交通機関が発達している地域に住んでいる場合、
DINKSの時は車が不要なケースも多いかと思います。

我が家も出産前は電車移動がメインで、出産を機に車を購入しました。
車を買うべきか悩んでいる方、運転に自信のない方の参考になれば幸いです!

Ryogoパパ

免許を取ってから数回しか運転していなかったママが
パパと交代で東京~名古屋の長距離移動できるようになりました!

目次

車不要のDINKS時代と車購入のきっかけ

出産前のDINKS時代は、都内に住んでいたため電車移動がメインで、
たまに旅行でレンタカーを借りて運転をするくらいでした。

車を持つ夢もあったのですが、平日は仕事のため車を使う機会はありません。
実際に車に乗りたい時にカーシェアを使ってみて、
カーシェア代が車の維持費を上回ったら購入することも検討していたのですが、
結局カーシェアを使ったのもDINKSの5年間で片手に収まるくらいでした。

Ryogoパパ

平日仕事なので、結局車を使う頻度って少なくなるんですよねー

車購入時のパパママの運転歴は以下のとおりです。

<パパ>
新卒時に仕事で運転が必要。プライベートでは年に数回程度。

<ママ>
18歳で免許を取得するも、運転は数回のみ。直近10年は運転歴なし。
車をぶつけた経験があり、運転のセンスがないと感じている。

そんな我が家でしたが、以下のような気持ちから
妊娠を機に思い切って車を購入することにしました。

  • 子供連れでは車があると便利で選択肢も広がる
  • 夫婦で1年育休を取ることが決定していたため、車を使用する頻度が増える
  • 旅行のレンタカー代を考慮すると自家用車のコスパが良い
Ryogoパパ

結果、車を買って大正解でした!

ペーパードライバー講習を受講した目標と理由

ここからは、妻の体験談をお伝えします。
(※以下、文章の主語が妻になります。)

妻の目標とペーパードライバー講習を受講した主な理由は以下のとおりです。

妻の目標

・育休の1年間の間に子供を乗せて一人で運転できるようになりたい

<理由>
過去に家族に同乗してもらったことがあったが、運転の恐怖感が消えず
 上達しなかったため、プロに教えてもらうことで効率良く練習したい
お金を払うことで自分にプレッシャーをかけたい
免許取得時は教習車とマイカーのギャップが大きく、車両感覚が掴めなかったため、
マイカーでの講習を受けたい

ペーパードライバー講習の概要

■スクール名:サワムラガク東京 https://sawagaku.com/
■時期:産後3か月~6か月
■回数:1回3時間×4回(1回目:教習車、2~4回目:マイカー)
■金額:計72,800円(1回目:16,700円、2~4回目:18,700円)
■インストラクター:毎回異なる
■場所:都内自宅付近

サワムラガク東京を選んだ理由

マイカーを使用して自宅付近での教習を受けたかったため、
出張教習が可能なスクールを探し、以下の3点が決め手となりました。

  • 口コミが良かったこと
  • HP上に区ごとのおすすめ練習場所が載っていて自宅付近に精通していること
  • 事前に勉強用の資料がもらえること

受講時期

産後体調が回復し次第、すぐに受講したいと考えていました。
体力が戻ってきた産後3か月から受講を始め、
自主練を挟みながら無理のないペースで受講しました。

受講回数

サワムラガク東京のHP上で、受講時間のめやすをシミュレーションができます。

運転経験ほぼなしで都心走行希望を選択したところ、必要教習時間は12時間でした。
ただ、実際に受けてみないとどのようなものかわからなかったので、
最初から12時間分の予約をしたわけではなく、
受講後に自主練をして、具体的に講習を受けたい内容が出てきたときに新規で次回の予約をしました。

金額

1回目は初回割引が適用され、2回目以降は平日割引を利用しました。
お得なパックコースなどもありますが、平日割引の方が安かったので利用しませんでした。

インストラクター

1回目に受講した先生がわかりやすかったため2回目は指名をしたのですが、
人気講師で空き枠がなく、別の先生になりました。

同じ講師を指名すると講習に連続性があり、理解が進みやすいと思います。
一方、別の講師の場合は異なる角度で指導を受けられるのがメリットで、
講師によって指導の仕方が微妙に異なる(ように感じる)のがデメリットでした。

3,4回目は自宅の駐車の練習が含まれていたため連続性を持たせたく、同じ方を指名しました。
3名の先生はどの方もわかりやすく、丁寧に指導してくださいました。

場所

出張教習のメリットは、自宅付近やよく使う道で受講ができることだと思います。

教習所での運転では、教習所内や教習所付近での練習がメインとなるため、
いざ免許を取って運転するとなった時に、今まで運転していなかった道を運転することになります。
このギャップがペーパードライバーを増やしている一因でないかと考えます。

ペーパードライバー講習では自分が一人で運転する場合と全
く同じ状況(マイカー、自宅から出発)で練習できるので、これが非常に有難かったです。

特に都内では、意外と幹線道路よりも住宅街の方が道が狭かったり
人がいたりして運転が難しく感じたため、
自宅付近の住宅街を練習できたのはペーパードライバー克服に役立ちました。

ペーパードライバー講習の流れ

1回あたりの講習の流れは以下のとおりです。

STEP
予約
STEP
動画資料にて事前勉強
STEP
待ち合わせ
STEP
運転練習(途中休憩あり)
STEP
振り返り

1回目:車両コントロール(教習車)

初回は、教習車を使って住宅街で車両コントロールの練習を行いました。
恥ずかしながらエンジンのかけ方やアクセル/ブレーキの位置など忘れていたため、
一から口頭で説明を受けました。

ミラーの合わせ方など初歩的なことから教えてもらえたので有難かったです。
信号がなく人通りの少ない道で直進、曲がる練習などを行い、運転感覚をつかみました。

特に、交差点での優先・非優先道路の見極めの特訓
(初心者は交差点があると優先道路でもすべて止まってしまうそうです)は実用的で非常に役立ちました。
3時間が終わる頃には、運転への恐怖感が薄まり、少し楽しくなっていました。

2回目:車両コントロール(マイカー)

マイカーは8人乗りで教習車よりも大きかったため、
改めてマイカーにて1回目と同じ練習をしました。

2回目の講習なので慣れは出てきていましたが、
車体の大きさが異なるため曲がる時に
ハンドルを切るタイミングなどが微妙に異なりました。

免許を取って運転した時に「あれ、今までと違う・・・」と
躓きがちなのはまさにここだと感じます。

2回目にも関わらず振り出しに戻ったような印象を受けたので、
改めてマイカーでの講習を受けて良かったと思いました。

また、この時に1人で自主練をしてもよい範囲を教えていただけたたのが有難かったです。
隣に人が乗っている場合は、何かあった時に聞けるという安心感があり、無意識に甘えてしまいます。

教習後に1人での自主練を何回か行い、対向車とのすれ違いなどパニックになる場面を何回か乗り切った結果、
自主練ができる道路の範囲を少しずつ広げていくことで、最終的に運転ができるようになる、という考えに至りました。

2回目と3回目の間行った東北へのドライブ旅行で運転をすることが目標だったのですが、
残念ながらまだ子供を乗せての運転の自信がなく、運転をせずに終わりました。

3回目:信号のある道路の走行練習、駐車(マイカー)

3回目でついに信号のある道路に進出しました。
右折、左折など教習所でやったなーと思いを馳せつつ運転をしました。
その中で、複数車線あるような幹線道路をただ直進するだけであれば、
住宅街の走行よりも簡単であることに気が付きました。

道幅が広く信号があり、「止まれ」からミラーを見ながら少しずつ進入するといったこともないですし、
狭い道路で対向車とぎりぎりですれ違わなければいけない、といったこともありません。
車の運転、というと幹線道路をイメージしがちだったのですが、
実は難しいのは住宅街の運転のように感じます。

1,2回目で集中的に特訓したことで、信号のある道路では開放感があり、運転が楽に感じました。
ただ、まだ一人で車線変更ができなかったため、次回も受講することを決めました。

駐車は、立体駐車場の車が少ない場所と、自宅の駐車の練習をしました。
事前に動画でも勉強していたこともあってかスムーズに駐車することができ、
駐車への苦手意識を持たずに済みました。

この時点で、12月に九州へのドライブ旅行が決まっていたため、
3回目と4回目の間にパパ同乗のもと実際に運転をすることになる東名高速の運転練習をしました。

4回目:車線変更(マイカー)

同乗者がいないと車線変更ができない状態だったため、車線変更のトレーニングをしました。
国道にて車線変更のタイミング(抜かれ際、抜き際)などを教えていただき、
コツを掴むことができました。

また、運転ルートについても希望を聞いていただき、
今後一番使うであろう自宅と実家の往復の練習も繰り返し練習しました。
全体を通しての運転のクセや注意点などを教えていただき、講習を終えました。

講習を受けた感想

費用はそれなりにかかりましたが、ペーパードライバー講習を受けて大正解でした!
その理由は以下3点です。

  • 実用的な知識・スキルに焦点を当てて体系的に運転を習得できる
  • マイカー、自宅周辺の道での練習により、講習と実際の運転でのギャップがない
  • お金を払うことにより期限を切って自主練を行う状況に追い込むことができた

家族同乗の自主練のみでは、1回行ったとしても次の練習までに期間が開いてしまい、
結局一人で運転できるようにならなかったと感じます。

その点、ペーパードライバー講習では、お金がもったいないので
できるだけ講習の3時間が無駄にならないように努力せざるを得ないのが良かったです。
(習ったことは自主練でできるようにする、学びたいポイントを事前に明確化するなど)

一方、以下の2点は注意ポイントです。

①講習の人気が高く予約が取りづらい

②運転で失敗したと思った時は、後からでもどうすれば良かったのかを積極的に聞いた方が良い

運転は瞬時の判断が必要なので、その場では講師の指示のみに留まることがあります。
そのようなケースでは、次回同じことが起きた時に自分で対処できるように、
どのように対応するのが正解だったのかを聞いておいた方が良いです。

講習を受けたその後と今後の夢

1月某日、無事ペーパードライバーを卒業できました!

パパ同乗でペーパードライバー講習の後半から運転をする機会が増え、
講習後もできる限り移動は車を使用(旅行は毎日、都内は最低2週間に1回程度)するように意識しました。

練習を続けられたのは、「ここまでお金を払ったから運転できるようにならないと勿体ない」
「育休の今ペーパードライバーを卒業できなかった一生運転できないまま」というプレッシャーのおかげです(笑)

卒業できたと感じたのは、一人でも怖くないと思い、
隣の車線の方が早いからという理由でマストではない車線変更をできるようになった瞬間でした。
エンジンのかけ方もわからなかったところから、約4か月ほどで都心走行ができるようになりました。

車必須の地域に在住でない場合、育児中でも車はマストではありませんが、あると行動範囲や選択肢が広がります。
特に、子育て中は、雨の日に車が運転できると遊べる場所が広がるようなので、
息子と2人でおでかけに挑戦してみたいと思います。

Ryogoパパ

自分は運転のセンスがない・・・と不安に思われている方も、
ぜひ参考にしてください!

まとめ

  • 子供連れでは車があると便利で選択肢も広がる
  • マイカーで講習を受けられる出張ペーパードライバー講習がおすすめ
  • 講習を受けてペーパードライバーを卒業しよう
Ryogoパパ

比較的時間に余裕のある育休中に
ペーパードライバーを卒業しちゃいましょう!

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